巨峰が色づき始めました。
満開から、だいたい2ヶ月が経ちました。
開花期から、摘粒するまでの間(6月中旬頃)に、誘引という作業を行いました。
これは天井へ延びていこうとする枝を棚に結ぶ作業です。
あまり若い枝をやると折れてしまうのでコツがいりますw
枝が柔らかい日中にやるのもコツです。
巨峰の摘粒は1房に30粒前後で、最終重量が400g前後になるように粒を調整しています。
じつは、その前に1枝に1房づつにして、その後、適正な着荷量(13~14房)になるように摘房します。
一般の方からみると「もったいない」と言われるかも知れませんが、巨峰は1房で1枚の葉を必要とします。
棚が暗いからと、結果母枝から出ている葉を落とすと、着色に重大な影響を及ぼし着色しなくなります。
棚が暗いと思われる場合は、着色期に入ってから、葉数で20枚目あたりを摘芯します。
着色期に入る前にそれを行うと、枝が暴れてしまい着色期が遅くなる傾向があります。